炙りスタートキット、追加販売決定!

2012年12月3日

ご好評につき、初回限定販売分は完売しておりました「炙りスタートキット」。

ご要望にお応えして、追加で限定販売することとなりました。現在、再販売にむけて準備しております。

商品のお届けは、12月15日以降となります。

もう売れ切れ?!と残念に思っていただいた皆様、ぜひこの機会にお申し込みください。

家で炙り、やってみました!

2012年11月28日

みなさま、旬を楽しんでいらっしゃいますか?
研究員の田中宏和です。

実はわたくし昔から自宅に七輪を持っていたんです。
しかし、デカイ、面倒、滅多に使わぬの三拍子揃ったブツなもので、
ずーっと物入れの隅に追いやっておりました。
それでも自宅で炭火で炙った沁み入るおいしさは忘れ難く、
もっとカジュアルに、
もっと簡単お気楽に、
もっとスマートに炭火を生活に導入できないものだろうかと
うっすら思い続けていたんです。
まさか仕事でオリジナルミニ七輪を開発することになるとは、
思ってもいませんでしたが、
今回積年の願いが実現できました。

まずは、炭に火をつけます。
以前もガスコンロで火をつけたんですが、
ふつうの備長炭に火を当てると、バチバチとはぜるし、もくもく煙は出るし、
思わず「うちに消火器あったっけ?」と思ったものです。
しかし、今回入念に選んだくぬぎ炭は、
お茶席用の上等な逸品でして、
換気扇を回したガスコンロのもと火お越し器に入れてものの10分弱くらいで、
炭の半分ほどに火がまわって準備完了。
途中、パチパチと2、3回軽くはぜましたが、それもご愛嬌です。
このちょっとワイルド加減は、複数人でやると盛り上がるはずです。

トングを使って火のついた炭をオリジナル七輪に移します。
セットでご用意したくぬぎ炭は、
特別に小さく切り出していただいていますので、
3つがぴたりと収まるサイズになっています。

今回用意した食材は、近所のスーパーで買った、
ししゃもとぎんなん、それに春に富山で買ったホタルイカの干物。
いま販売中の旬の美味セットに比べ、
ぎんなんは二周りくらい小粒で、
「ししゃも(北海道産)」とは表示していたものの、
「本ししゃも」かどうかは疑念ありではありますが、とにかくこの通り。

順調に火が回って炙りが進んでいるのを確認して、
窓を開けて換気に気を使いつつ、ダイニングテーブルに移動させます。

炙られるししゃもの顔をアップで撮ってみました。
炙っているとししゃもから水分が出てきて、
うっすら焼け目が入ったくらいで、パクッといただきます。
これが、ジューシーでとろける味わい。
これぞ、炭火で炙りのパワーです。
もう「本ししゃも」かどうかなんてどうでもよくなって・・・、
というのはよくないか。

えー、さらにぎんなんを。
炙りのおかげで、ほくほく、むっちりした味に出来上がり。

今回、あえて旬を問わないものも炙ってみました。

たたみいわしです。
もう日本酒を出して、飲みますよ。

酒が駆け足で進みます!
そして、たたみいわしは火の通りが早いので炙り甲斐があります。

こんがりしそうになる直前で止めて、香ばしい味をパリパリといただきます。
「炙り冥利につきますな〜」と日本酒をくいくい呑んでたら、
いつの間にか4合瓶を空けてました(微笑)

さて楽しんだところで炭火の後始末です。
今回の炙りスタートキットには火消し壺を入れていなかったので、
これだけは南米密林系通販サイトで別途買いました。

これで炭の使い回しができますし、次に火をつける時に着火が早いはずです。
「火の用心」のステッカーも
酔った頭に気を引き締める効果があっていいものですね。

最後は収納問題。
これについては、前になんとなく買ったワインの木箱が役立ちました。

炙りスタートキットと火消し壺まで全部収まりました。
で、この木箱を家のダイニングルームにさりげなく置いてみて、

まさかこの中に七輪や炭やトングなどなどが入っていると思う人はいないでしょう。
これで家の「スマート家電」ならぬ「スマート七輪」生活がはじまりました。

旬のものでなくても炙るとうまい。
旬のものを炙るとなおさらうまいです。

くれぐれも換気と炭火と呑み過ぎにはお気をつけて。
ぜひ楽しい炙りワールドをお試しください。

炙りましたFOOD FESTA! の記

2012年11月19日

いつも「くらしのこよみ」をご覧いただきましてありがとうございます。研究員Kです。

おかげさまで、「くらしのこよみのお店」も無事開店いたしました。

それに先立ち、11月3~4日の週末、東京・丸の内エリアで開催された「JAPAN FOOD FESTA 2012」に、私たちも「旬を炙る くらしのこよみのお店」として出店・参加してまいりましたので、そのご報告をさせていただきたいと思います。

JAPAN FOOD FESTA 2012とは、この11~12月に集中開催される「食と農林漁業の祭典」のキックオフイベントで、華やかなイルミネーションでも知られる丸の内仲通りに、全国の農林水産物が一堂に会し、お散歩しながら美味しいものを見て、買って、そして食べられる、という大見本市。食いしん坊にとってはこのうえなく楽しい食の祭典でしたよ。

さて、「くらしのこよみのお店」、こんな感じでした。

開店前の様子。女子バレー部の合宿のようですが…。

ブースでは、このたび「くらしのこよみのお店」でお取り扱いする「炙りスタートキット」や「旬の美味」の実物を陳列しての先行予約販売、『くらしのこよみ』の書籍販売もいたしました。そして、目玉はなんといっても、その場で炙った「旬の炙りセット」実演販売!

この日のためにキッチンカーをご用意しまして、旬の食材を炭火で炙ってその場で皆さまにお召し上がりいただきました。お品は、「旬の美味 上級」でも注目の「北海道産天然本ししゃも」を中心に、「ほたるいかの丸干し」「干甘えび」をそれぞれ炙って盛り合わせ、「かぼすこしょう」「黒酢マヨネーズ」を少々おつけして、1皿500円。さらに、旬の炙りに合う日本酒1杯200円! お燗も常温もちゃんとご用意いたしました。

キッチンカー内でししゃもを炙ります!この香りをお届けできないのが残念…。

これが大人気でございました。

まず、「北海道産天然本ししゃも」。

「ほっかいどうさんてんねんほんししゃも~!!」私ども、スーパーマーケット試食コーナーのおばちゃんばりに大声でお客さまに呼びかけておりましたが、この言葉の響きに反応する方の多いこと。学校の給食でししゃもが好きになった、という親子連れもいました。でも、給食で本ししゃもは、きっと使っていないのでは…? 本物の味をしっかり覚えていってくれたでしょうか。

「炭火! 海鮮!」 ここにも皆さまが敏感に反応なさいます。炭火でじんわりと魚介を炙っているときの「あの」香り。抗いがたい引力を放つあの香りには、日本人のDNAに組み込まれた何かが反応するのでしょうか。おもわず足をとめて七輪を見つめる方が次から次へと…。

お酒も(とくにご年配を中心に)じつによく売れました。あの週末、けっこう冷えましたから、お燗のご用意をしたのがよろしかったのでしょうか。

といった具合で、私どもの商品は予想以上に歓迎を受けまして、各日ご用意した炙り100セットは、初日は15時に、翌日はなんと13時半に完売! 完売もうれしいけれど、それより何よりうれしかったのは、やっぱり「炙り」の魅力ってすごいなあ! と実感できたことです。

炭火~炙り~旬の海鮮。このリンクは、日本人にとって古来ずーっと馴染んできた、どうにも離れがたい食のかたちなのですね。また、同じ加熱でも、炭火を使ったほうがずっと美味しいってこと、皆さまの頭の片隅にしっかりと刷りこまれている。でも、現代の生活空間では、なかなかそれが実現できません。そこをお助けするのが、このたびの「旬を炙る」シリーズ商品なのですね。そんなことを強く実感いたしました。

あ、日本人だけじゃありません。イベントには、海外のお客さんもいらしていたのですが、炙りもしっかりご賞味くださっていましたよ! 「炙り」が「ABURI」になる日は近い……と確信した研究員Kでした。

 

「くらしのこよみのお店」ができるまで

2012年11月7日

いつもくらしのこよみをご覧いただき本当にありがとうございます

こよみを眺めている方から、見ているとなんだか食べたくなる。
というお話をいただき、そういうことなら、と
旬のものを販売するお店をはじめてみようと考え始めたのが半年前

研究員みんなで食材を何にしようかとあれこれ議論した結果、
食材もいいけど、食べ方が新しい方がよいのではないか、と「炙り」に辿り着きました。

旬のものを七輪で炙っていただく。
レシピ云々ではなく、ただ炙るだけでどの食材も驚くほどおいしい。

干しイカ、これはおいしい。鮎、最高。サバ、素晴らしい。と立て続けにヒット。
正直スーパーで買ってきたそこらへんの素材が、
表面にほんのりと焦げの香と味をつけることで驚くほどおいしく感じられます。
鳥も豚も、キノコも、いやあなんでもおいしい。

ただ、炙りマスターになるためのハードルはわりと高いのも事実です。

まずお店に行って、七輪を買ってきて、
店員さんに言われるがままに、置き台、炭、火起こし、火起こし台、トング・・・
と揃えてレジに行く。するとだいたい一万円払って家に持ち帰る。

火事になったらどうしようと思いながら、
恐る恐る火起こしをガス台にかける。

リビングでやるには炭の匂いが気になるので、
まずは換気扇を回してその下で旬の食材を焼いていく。

我々日本人が七輪を使わないようになってから、
家のかたちもずいぶん変わってしまっていたことに気がつかされました。
でも、いくつかの工夫をすれば、七輪を暮らしに取り入れることは可能そう。
最初怖かった火の扱いも慣れてしまえばガスや電気と同じことでした。

そうして、現代の私たちの暮らしのなかで、
いかに安心して楽しむかを記したカードとともに、
必要なものがすべて揃った「炙りスタートキット」はできました。

今回は、実験販売なので、お値段も7800円と、
ふつうに買いそろえるよりもだいぶお求めやすい価格にすることができました。

できるだけ多くの方に、この私たちが味わった「炙りの世界」を
体験してもらえたらと思います。

新しく「くらしのこよみのお店」が始まります

2012年11月1日

「うつくしいくらしかた研究所」より、
2010年の立冬にリリースした暦アプリ「くらしのこよみ」は、
おかげさまで、2年目を迎えています。

くらしのこよみリリース2周年記念にあたる、次の立冬(2012年11月7日)から、
新しく「くらしのこよみのお店」をスタートすることになりました。
(暦アプリ「くらしのこよみ」ももちろん継続します。)

これまでユーザーの皆さんから、
「くらしのこよみを読んでいると、旬のものが食べたくなる」
というお声を多くいただき、それならば、お店を始めてみようと考えました。

最初にお届けする商品は「旬を炙る」。
旬のものを七輪で炙っていただく。
その古くて新しい食べ方、楽しさを皆さまにも体験していただけたらと、
炙りに必要なグッズを取りそろえた「炙りスタートキット」や、
全国から取り寄せた旬の食材セットを、インターネットで販売していく予定です。
どうぞご期待ください。

また、「くらしのこよみのお店」開店に先立って、
11月3日(土)~4日(日)に東京・丸の内地区で開催される
「ジャパンフードフェスタ2012」にて、
「旬を炙る くらしのこよみのお店」を出店することになりました。

両日とも、ブースでは、炙った旬の食材を、その場でお愉しみいただけます。
また、11月7日からインターネット上で販売する商品のサンプルを
ご覧いただけます。
先行販売(予約受付)も致します。
ぜひ会場に遊びにいらしてください。

※ジャパンフードフェスタ2012についてはコチラから。
http://food-festa.jp/

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