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くらしのこよみ友の会 研究員の皆さんの節分

節分あれこれ

「節分」とは本来、文字通り「季節を分ける」日として、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指したそうです。なかでも、旧暦のお正月である立春の前日である「春の節分」がいちばん大切ということで、現在にいたるまで、さまざまな行事が全国各地に伝わってきました。
各家庭でも、鬼のお面を作っての「豆まき」や、玄関にひいらぎを飾るなど、子どものころからの馴染みの習慣があるのではないでしょうか。
ちなみに、春の節分は、新暦2月3日となることがほとんどですが、2021年は、天体のめぐりあわせで124年ぶりに2月2日となりました。そんな記念すべき年、各地で節分を迎える研究員の皆さんの報告を拝見してみましょう。

from 神奈川県相模原市

みんながよく使うスーパーで「ひいらぎいわし」用のセットが売られていました。内容はヒイラギと豆がらで、自分でイワシをセットする仕様。ご丁寧に鮮魚コーナーで売っていました。
このあたりは寒川神社という大きな神社があり、節分祭も有名だそうなのです。
近所の人に聞いたら、歳の数だけ豆を食べるそうです。私もこれまで住んできた地域(名古屋市・長野県大町市・東京都三鷹市)で、「歳の数だけ」以外聞いたことがありませんでした。

松浦はこ

from 千葉県市原市

檀那寺からもらってきた煎り豆を、家の外、そして内に撒きます。うちは笠森寺さんから授与された煎り豆。
掛け声は、「福は内」のみで「鬼は外」を言わないタイプ。
隣の家の渡辺家は、先祖が鬼退治をしたとかで豆撒きそのものをしていませんでした。渡辺綱が祖先っていうことかなぁ??
食べるのは年の数+1のおまめのみ、でした。あればいわし。飾るものは、柊とイワシの頭。

かずさ

from 石川県金沢市/埼玉県

我が家も気持ちばかりの鬼やらいの飾りをしてみました。玄関ドアーにも柊と鰯の頭を飾りました。
郷里金沢でも子供の時からずっと柊鰯を飾っていました。そして母は何時も「鰯の頭も信心からがら」と言っていました。

ミミ

from 東京都

例年は近くの氷川神社で節分祭があり、その豆まきに参加します。「オニは外、福は内」という掛け声の中、ばらまかれる袋入りの豆やお菓子をつかみ取り。節分の日はそれをおやつにいただくのが恒例です。今年は残念ながらそのお祭りはなく、、夜、家で節分を祝いました。

恵方巻は食べる習慣がなく、食べていません。豆まきの後、豆を年の数だけ食べました。
今年初めて、柊と豆がらを飾りました。我が家の玄関はカブトムシの幼虫のケースが占領しており、端に追いやられただるまさんたちの横にちょこっと。

おごもん

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