第五十二候 霜始降

霜降

北国から順々に霜が降り始める時期。とはいえ、地面に土を見つけることがだんだん困難になってきている都会では、冬の訪れを確認しようにも、なかなか霜自体にお目にかかることが少なくなっています。

霜始降 しも はじめて ふる

霜は空気中の水蒸気が氷点下に冷えたものに触れてできる氷の結晶です。風が弱くよく晴れた夜に降りやすく、翌朝、外に出ると植物の葉や窓ガラスが白い結晶に覆われている様子が見られます。初霜の平年値(一九八一─二〇一〇年)は札幌で十月二十五日、東京で十二月二十日。温暖化の影響でしょうか、昔よりずいぶん遅くなりました。

旬のレシピ

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写真・松尾成美 / フードスタイリスト・marimo

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