第十三候 玄鳥至

清明 せいめい

春の暖かな陽射しの中、まさに天地万物が清らかな明るさに輝いている様を表す言葉。中国では古くからこの清明節の時期に、先祖の墓参や、「踏青」といって野に出て春の緑を満喫するなどの行事が行われました。

玄鳥至 つばめ きたる

燕(つばめ)が南の国から飛来してきます。燕は、日本には夏鳥として渡来し、冬は南方へ去るので、その訪れは本格的な春と農耕シーズンの始まりを象徴しているのです。その昔、渡りの実態が正しく認識されていなかった時代には、燕は常世国(とこよのくに)から飛来するなどといった伝説もありました。

旬のレシピ

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写真・松尾成美 / フードスタイリスト・marimo

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