すでに日は短くなり始める一方で、暑さはこれからが本番です。小暑と次の大暑の間を暑気と呼び、暑中見舞いを出すのもこの期間です。
梅雨空の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強く、吹く風も熱を帯び始めます。本格的な夏の到来を予感させる頃です。梅雨明けは年によって異なりますが、六月下旬の沖縄県をかわきりに、七月上旬に九州南部、七月二十日前後には本州、そして最後の東北は七月下旬。日本列島を南から北へ、一気に夏が駆け上ります。
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