第三十一候 温風至

小暑 しょうしょ

すでに日は短くなり始める一方で、暑さはこれからが本番です。小暑と次の大暑の間を暑気と呼び、暑中見舞いを出すのもこの期間です。

温風至 あつかぜ いたる

梅雨空の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強く、吹く風も熱を帯び始めます。本格的な夏の到来を予感させる頃です。梅雨明けは年によって異なりますが、六月下旬の沖縄県をかわきりに、七月上旬に九州南部、七月二十日前後には本州、そして最後の東北は七月下旬。日本列島を南から北へ、一気に夏が駆け上ります。

旬のレシピ

Array

写真・松尾成美 / フードスタイリスト・marimo

Array

作り方は書籍『くらしのこよみ 七十二候の料理帖』をぜひご覧ください。
書籍の詳細はこちら

ページの先頭へ