第二十二候 蚕起食桑

小満 しょうまん

日ごとに上昇する気温に合わせ、万物の成長著しい時期です。畑の麦は大きく穂を実らせ、草木の緑はくっきりと色濃くなってきます。あらゆる生命が天地に満ち始める、という意味の言葉です。

蚕起食桑 かいこ おきて くわを はむ

蛾(が)の一種である蚕蛾(かいこが)は、その繭(まゆ)から絹糸をとるために、古来、中国や日本で飼育されてきました。人びとの暮らしを支える大変重要な生きものですから、「おかいこさま」などと敬称をつけて呼ぶ地方もありました。孵化(ふか)した蚕蛾は、桑の葉をさかんに食べて成長し、ひと月ほど後には白い糸を体の周りに吐き出しながら繭をつくるのです。

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